Ultrasone Signature Studio


購入2021年8月21日。51k円前後。
2017年4月末頃から販売されていたモデル。
ドイツ本国の公式サイトにはもう記載がなく、既に型落ちしているようだ。
Edition シリーズの下の Signature シリーズの真ん中、くらいの位置づけの機種。

メーカーの謳い文句

  • Editionシリーズ直系の 40mm チタンプレイテッド・マイラードライバーを採用。
  • ハウジング構造は上位モデルを踏襲し、サウンドクオリティーを確保 ・ヘッドバンドには、Pro シリーズで定評のある大型プロテインレザーヘッドバンドを採用。
  • イヤーパッドにもプロテインレザーを採用し、上質な装着感と劣化時の交換性を両立。
  • 着脱可能な片出しケーブルにより、断線などのトラブルにも対応可能。
  • 職人が一台一台責任を持って組み上げる Made in Germany。

Unboxing

LR表記が遠目だとサッパリ読めない。


イヤーパッド交換

イヤーパッドをYAXI stPad2-LRに交換。LRがわかりやすいデザイン。内側が前後で異なる形状や材質になっている。よく考えられたイヤーパッドだと思う。


感想

型落ちモデルのインプレなど誰も興味はないだろうがメモしとく。
といってもインイヤーのイヤホンではなくオーバーヘッドのヘッドホンを使うのは10年ぶりなので、他機種との比較はできない。

  • D90+A90に繋いで聴いてみた。ゲイン設定は中。低だと地味すぎるかな。
  • 超低音は構造的に密閉型イヤホンの方が有利なのでヘッドホンだとこんなもんかという感じ。悪くはないよ。
  • 普通の低音は固めでパンチ感のある良い描写。
  • 高音はやっぱりほんのり多めというか、中高音の一部帯域がシャウト気味なところがある。DD一発だと割とありがち。音量をかなり下げると大丈夫だが、それはそれで困る。ヨドバシの試聴機も同じ傾向だったしバーンインでは直らなさそう。
  • モニター系というには音が濃く、リスニング系というには疲れる音。熱血系ではある。
  • 悪い録音は悪く聞こえるタイプ。
  • 上から下まで音色の描写に質感が感じられて表現力は高い。
  • 音場感は極端ではないもののそれなりに良い。ドライバーと耳の間に金属の半仕切りがあり、電磁ノイズ減少と音場感向上を目論んでるらしい。